いろんな子供たちの遊び方

いつも遊んでいる自転車が借りられる公園が閉鎖されたので、幼稚園の後は何もないだだっ広い公園で遊んでいる。


幼稚園から小学生までいろんな子供がいて、遊び方も様々だ。小学生くらいになれば子供同士で鬼ごっこやバドミントン、フリスビーなどできるんだろうけれど、4歳となるとまだそうはいかない。


遊具や自転車が充実していた公園とは違って、何もない公園ではおもちゃがたくさん必要である。幸い同じクラスのママが外遊び用のおもちゃをたくさん持っていて、子供たちはラジコンや風船、簡易竹とんぼやフライングディスクなどで楽しく遊んでいる。本当に助かったと思い、私も何か外遊び用のおもちゃを調達せねばと思う。


しかし休校で皆必要としているものは同じなのか、100均の外遊び用おもちゃは軒並み売り切れ、粘土や折り紙もない、ついでにニンテンドースイッチの価格は高騰…。


しかし、良いこともあった。いつもの公園は遊具が充実しているがゆえに、割と決まった遊び方しかしていなかったということに初めて気付かされたのだ。


そして、普段接点のない集団が遊ぶのを眺めていると、おそらくボーイスカウトガールスカウトに入っているような子たちで、 縄跳びと木の枝で弓矢を自作したり、見事なロープワークで木の枝からブランコやハンモックを設置しているグループがいたり、木の枝を地面に立ててゲートボールの真似事をしている親子がいたりする。


何もないところから遊びを作り出したり、創意工夫して足りないものを補ったりと、私は子供の遊びでそういうことを意識していなかったなと気付かされたのだ。


息子も、いつもと違う公園で、木登りをはじめたり、木の枝をあつめたものを薪に見立てておままごとをしたりとおもちゃがないなりに遊んでいた。思い起こすと私もど田舎で育ったとき、このようにして遊んでいたな。


新型コロナウイルスからの外遊び縛り、大変だけど良いところもある。そして、同じクラスのお母さんたちが良い人たちで本当にありがたいと思っている。